ネットが生み出すダークサイドと、リアルとネットの境界線なき時代背景

  • 2015/07/14
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ついこの間、おまスキャの牛さんとまた居酒屋で飲んできたわけですが、今回はその時に話したネットのダークサイドについて考えてみたいと思います。

牛さんは以前ネットとSNSについてのダークサイドを記事にしているのですが、実は私はまだその記事を見ていません。

その上で、私が考えるダークサイドを書き、もしも同じような内容になったらなったで、記事を消す所存で挑みたいと思います。
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リアルの延長線上にあるネット環境


よく色々なところで、リアルとネットは違うというような趣旨の声を聞きますが、私は全くそうは思っていなくて、むしろネットもリアルの一部であると考えています。

もしもネットそのものが、リアルと違うというのであれば、それは「匿名性による人の発言が生み出したもの」だけではないかなと思うわけです。

会社では笑顔のあの人も、匿名性という迷彩服に身を包んだ時、初めてでる人間の本質、本性みたいなものがあるとは思います。また、匿名性に関して言えば、普段はそんなことがないような人でも、その時の気分がとても落ち込んでいたり、イライラしていたりという精神状態の時にも、溜め込んでいたものを吐き出す事に迷彩服が利用される事もあるかもしれません。

でも、ネットとはそもそもそういうものです。

人間とは、そういうものです。

普段笑顔のあの人も、人間だから現実ではあなたに笑顔を作ってくれているのかもしれないってことです。

だけど、そんなことをいちいち気にしていたら人と話せません。その時お互いがどう楽しむかについて考えればいいと思うのです。

リアルがやりたくなくても、やらせたくなくてもネットを引き込む現象


あなたにとって、ネットが必要不可欠のものであるかどうか。
この判断はとてもむずかしい答えかもしれませんが、なきゃないでなんとかなるという人もいれば、仕事で使うから、ないと死ぬという人も居るでしょう。

でもこれは、あなた自身がその仕事を選び、あなた自身の選択によって生み出された結果です。

だからある程度コントロールすることもあなたの選択によっていくらでも可能です。

しかし。

選択が出来ない状況もあります。

今、多くの大人と呼ばれている人たちは、多くの子供と呼ばれている人たちに、気軽にネット環境を与えることができる様になりました。

この流れに逆らえるほど、時代は甘くありません。

早ければ小学3年生あたりから、ニンテンドーDSで家にいながら友達と会話したり、親が規制設定をしてない限りネットも可能になります。小学高学年ほどになれば、スマホを持ち、LINEでのグループ会話等を始めることでしょう。

SNSについて一度親御さん達を集めて講演を行ったことがあります。

スマホを持たせる最大の理由は、周りの子供達が徐々に、スマホを持つ人が増えていくことが最大の理由です。
LINEで会話をしないと、翌日から話題についていけず、置いていかれる現象が多々見受けられるのです。中学校ともなれば、部活での連絡になぜかLINEのグループチャットが使われる事もあります。

あくまで学校側がそうしたのではなく、連絡に子どもたちの判断で勝手にLINEを使っているわけです。しかし、持ってない子供に連絡が漏れる事があったりと、比較的問題は山積みです。

また、参加者のうち実に9割の人が、スマホのネット規制はしていませんでした。
また、ブラウザで何を検索したかを確認している親御さんは1割にみたない状態でした。
当然ながら、LINEの会話を確認する親も1割り程度でした。

これには当然賛否両論があります。
さすがに子供プライバシーを侵害するのは良くないとか、毎日確認していられないとか。

つまり、子供が何をしているかは、親の知ったことではないというのが現実ではあるのですが、知ったこっちゃないけどネット環境を与えざる得ない状況でもあるということです。

からみつくいじめと、発生の傾向


中でも、LINEグループ外しはしょっちゅう行われているのが現状のようです。
親御さん達も、結局はそのLINEの中身をみるまで、いったい何が行われているか想像もつかなかったと言っています。

その上で、きちんと親に内容をみせた子どもたちの勇気は本当に素晴らしいと思います。

例えば、昨日まで普通に遊んでいた友達が、急に集団で無視をしてきた挙句、「邪魔」「死ね」といった短絡的な言葉を浴びせてくる様になる。

いつの間にかLINEのグループから外される。といったことから始まります。

また、いじめを行う人の殆どは、LINEでは全ての原因を対象者になすりつけて、LINEを見ただけでは誰が悪いのか判断出来ないよう工作というか工夫をする事が多く、それを証拠になにか事を荒立てるのは難しくなっています。

純粋にいじめた動画をYoutubeにアップするようなアホの子はあまりいないわけです。

逆に、今度はスマホを持たない人がそのままスルーされるようになる事も有ります。

ただ、色々とお話を聞いた中で整理すると、
スマホを持たない事でいじめに発展する確率よりも、はるかにLINEグループに参加していて、さらに仲が良ければ良いほど、問題がこじれやすい傾向にあります。

1人の親として、個人的にこれは非常に参考になるデータでした。

また、いつまでも家でスマホをいじり続ける子供を、当然多くの親は規制します。

その時、突然スマホを取り上げたりした場合、急に誰かとの会話を無視させる結果となります。これもいわゆる既読スルーという形となって、文句を言われる対象になるケースもありました。

正直、めんどくさいです。

子どもたちは勉強をしながら、このような勉学とはかけ離れた部分での人間付き合いを考え、さらに巻き込まれやすくなっていると言えます。

見えない部分、見えない囲い、見えない相手


ダークサイド。
結局携帯、スマホがあろうがなかろうが、今までだってずっと見えない部分はたくさんありました。また、子供は承認欲求を少なからず、大人より多く持ち合わせていると思います。

SNSはこの承認欲求を満たしてくれるツールとなっています。

学校の先生や、親に褒められるといった承認欲求が、SNSに向けられるようになりました。

今年、若干15歳にして、ネット依存になり、挙句親にPCを捨てられた中学生がいました。三社祭にてドローンを飛ばすと予告し威力業務妨害となって逮捕されています。

親は、パソコンを捨てるだけではなく、お小遣いすら与えませんでした。

そんな彼がドローンをどのように手に入れることができたのでしょうか。

彼には、多くの無茶な動画を投稿することで喜ぶ大人たちがいました。通称「囲い」と呼ばれる支援者が存在していたのです。

彼にとってネットは、自分が無茶な動画を投稿することで、喜んでくれる、褒めてくれる人がいる、まさに承認欲求を満たされるツールだったわけです。こうした囲いの中から、実に25万ものお金を支援した人も現れました。

彼はこうした支援者を「超越者」と名付け、より過激な動画をクローズドでアップしていたわけです。

これは、ドローンを気軽に手に入る時代が悪いとか、LINEが悪いとか、そういう問題でもありません。
時代は進んでしまうものです。

しかし、それに対しての対策や考え方はどんどん遅れてしまっているとしか言えません。

接点のバランス崩壊


どんな人でも仲良くなりすぎると、相手に求めることや、期待値が高まります。

信頼もしますし、ちょっとしたもつれから裏切られたと感じる度合いも多くなるでしょう。

喧嘩するほど仲がいいなんて古い言葉もありますが、本当にそうだと思います。
朝から晩までLINEでずっと同じ人と会話する。家では親より友達とのLINE会話が大事。趣味でTwitterも始めちゃったりする子もいます。

ご飯が終わればまたLINE。そんな状態では、親に承認欲求を満たしてもらうこともなくなり、さらに友達とのもつれも発生しやすくなるんじゃないかと思うわけです。

今回多くの親御さんたちとお話しましたが、こうした人とのつながり方の変化に対してどのように適応していくべきかを、もっとちゃんと考えていかないと行けないんじゃないかなぁと思う次第です。

皆さんはどう思いますか?

それでは、また。

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