儲かるノウハウ商材の通りやったらmixiアカウント削除されましたとさ
『mixiで寝ながら月93万稼ぐ方法とは?』
いやー。
まさか友達がこの手の商材を買ってるとは思わなかったわけで(笑)
最近私のブログを発見したそうで、こんなことを言われました。
『そのブログってなんかの商材買って参考にしてるの?』
え?と思いましたが彼は真剣そのもの。
私は情報商材は一度も買った事が無いと散々ブログで書いているのですが、それすらも商材のノウハウのような感じなんでしょうか。
ネット初心者である彼は、自宅で楽してお金が稼げるという情報商材に魅了されました。
色々と良いネタをいただきましたので記事にさせていただきます。
まず、彼の月収から聞いてみましょう。
商材に使ったお金9万。稼いだお金1万円
『え?』とか言わないでくださいね。
これが現在の彼の成績です。
それでもまだノウハウを探しているようです。
あたりがあるのかもしれませんのでやめた方が良いとは言いませんけどね。
まず、一番面白かったmixi商材のお話から
『mixiで不労所得。月収93万を勝ち取る全く新しい方法』
すばらしいタイトルの商材ですね。
これがなかなか面白い。
面白いほどネズミ講だ。
まず、購入すると70ページを超えるマニュアルが送られてきたそうです。
この購入するにいたった動機が『6ヶ月で効果が現れない場合は返金いたします』です。
このマニュアル。70ページ中、60ページにわたり、mixiについて書いてある。
『・・・え?』とか言わないでくださいね。
mixiについてものすごく詳しく書いてあるのです。もちろんSNSとは?から始まってます。
そして最後の10ページにノウハウが書いている。
『このノウハウ本を売るページを作る方法』
すごい。
本当にすごい。
なんと儲ける方法とは、この買ったノウハウ商材を売ればよいと言うことなのだ。
そうすると、自分が売った子が売れれば自分にリベート。さらにその孫からのリベート。
いっぱい自分が売れば、あとは寝てるだけでドンドン儲かると言う、まさにネズミ講。
でも、ノウハウ本を買ったにもかかわらず、自分が売る販売本数分のノウハウ本を先に低価格で買わなくてはいけないのだ。
しかも殆どmixi関係ない。
mixiユーザーアカウントをとって、要するにその販売ページを自分の日記で紹介するという手法。
『mixiで○○するだけでいんだよ』
という伏字が気になって購入した友人。
これはなんと『足跡を付けていけばいんだよ』だった。
なんというお粗末なノウハウだろう。
でも、販売ページでは、どのように文章を書けば売れるのかが、事細かく書いてあるそうです。
でもって彼はこれを実行しました。
その買ったウェブサイトではこんな注意書きがある。
『本気で6ヶ月やり続けたかた以外は返品できません。必ず実践してください。』
彼は真剣だった。
mixiアカウントをとって、販売開始。
2ヶ月で1本売れたそうです。
そしていよいよ3ヶ月目突入。
したところでアカウントを削除された。
要するにネズミ講だからなのかな?
そう簡単には削除されないはずですが、なぜか削除されたそうです。
彼は購入元に連絡したところ、6ヶ月やってないから返品は出来ないといわれました。
アカウントを削除されてしまっては、6ヶ月やるどころの騒ぎではない。
彼は言わないが、私から言わせてもらえれば詐欺ではないのかな・・・。
他の商材もネズミ講
彼はこのとき、まるでパチンコに負けた取り分を取り返すように、そのほかの商材を購入したようです。
一本売れた事がよほど心に残ったのでしょう。
しかし、そのほかの商材もネズミ講。
ようするに『おなじノウハウを売れ』です。
人を呼ぶ方法は
・トラックバックで人を釣れ
・Yahooオークションを使って人を釣れ
・adsenseで人を釣れ
・ブログにコメントを付けて人を釣れ
・メルマガで人を釣れ
・まぐまぐ広告で人を釣れ
・OLになりすまして釣れ
・主婦になりすまして釣れ
・主婦が作ったような適当で、素人が作ったようなホームページで人を釣れ
色々人を呼ぶテクニックが書いてある。
まぐまぐの広告が最近情報商材に関するものばかりなのも、ノウハウの一部に公開されているからなのかと、今更理解。
さらに追加でプログラム買え
自動的に記事を生み、トラックバックを送りまくるFC2ブログプログラムというのがあるらしい。
あまり人を呼ぶ事が出来ない場合はこれを買えといわれるそうだ。
何故ならネズミ講の性質上、下には是非とも売ってほしいからだろう。
彼と私が話したときには、このプログラムを買う寸前だった。
『人さえ来れば売れる・・・』
そういう風に頭の中を洗脳され、購入したノウハウ料金をなんとしても回収したいという人の欲求をうまく責めてきている。
この販売システムの画期的な部分
今回話を聞けて、なんとなくその秘密がわかった。
自分が売った人がそのノウハウを活用し、販売することで自分にリベートがあるというシステムは、かなり画期的だ。
ネズミ講はまず、購入する前にそのシステムを聞くものです。
だからネズミ講かどうかを判断する為には、まず買わなければいけない。
しかも購入を促す宣伝文句からはネズミ講の臭いは一切しないという折り紙つき。
なぜなら宣伝文句はあくまでも儲けるためのノウハウだからです。
さて、みなさんも見えてきましたか?
ここまで見えたら体験談の秘密も既に理解出来ることだと思います。
そうです。
売った人が、下の人にコメントを付けるんです。
下の人が売れれば自分にリベートがあるので、自分のページ以外にも、購入者が『それ』を実行したなら、その購入者も売れるようにしてあげる事が自分の利益に繋がります。
まさにすばらしい繋がり方ですね。悪い意味で。
今、一番はやっているのがこの方法
最後に以前セキュリティ会社に働く友人を紹介した事がありますが、その彼からいい事を聞いた。
今一番はやっている情報商材のスタイルは、最近話題になったペアプログラミングに似ている、ペア販売というものだ。
いわゆる2人でお互いをほめたたえる手法。
一人は大体、海外にいたことにするらしい(笑)
この海外にいる人がとにかくすごいノウハウを持っている事にする。
もう一人がその海外の一人をすごい人なんだと絶賛する。
そしてとにかく日本の情報販売をこき下ろす。
『日本の商材ほど詐欺みたいなものはない』と言い放ち、今まで一切そのノウハウを語ろうとしなかった彼から、その秘密を聞きました的にノウハウを売るのだ。
つまり、これまで情報商材を買った人に対して、さらに上があると言うことをアピールする。
まさに、一度買った人をターゲットにする絞込みがすごい。
もしもどこかで見かけたらその販売テクニックをとくと堪能するといいかもしれませんね。
最後に
ちなみに今販売されている全ての情報商材がネズミ講だとはもちろん言いません。
私が教えてもらったのはたった3つの商材ですから。
でも一応言っておきますね。
ネズミ講は犯罪です。
ネズミ講かな?と思ったら気をつけてくださいね。
ではでは。